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気象予報士国家試験

今回は、気象予報士の試験についてお話しします。

気象予報士は国家資格なので、資格取得のためには気象予報士国家試験に合格する必要があります。
気象予報士としての仕事はお天気キャスターくらいしか思いつかないのですが、気象大学校や国家公務員採用試験を通じて気象庁で勤務する選択もあるそうです。
気象予報士を雇用する気象会社の数が少なく、求人が少ないので、
気象予報士として働きたいなら気象大学校を目指すべきという事です。

気象予報士になるためには、気象予報士資格試験に合格するという方法が一般的です。
国家試験は年に2回あり、職業制限や年齢制限も全くなく、
実力があれば、誰でもなれるのです。

実は先月、8月28日は「気象予報士の日」で,
1994年の8月28日に、1回目の気象予報士国家試験が行われたそうです。

今は年2回の試験が設けられ、年齢や職業制限は一切ありません。
12歳で合格した中学生もいるそうです。
ただし、合格率は非常に低く、例年5%前後しか合格する事ができないそうです。
では、気象予報士の国家試験に合格するにはどんな勉強をすれば良いのでしょうか。

試験は学科試験と実技試験があり、
学科試験は、大気の構造、大気の熱力学、降水過程、大気における放射、大気の力学、気象現象、気候の変動、気象業務法その他の気象業務に関する法規など「予報業務に関する一般知識」、観測の成果の利用、数値予報、短期予報・中期予報、長期予報、局地予報、短時間予報、気象災害、予想の精度の評価、気象の予想の応用など「予報業務に関する専門知識」、実技試験は、気象概況及びその変動の把握、局地的な気象の予報、台風等緊急時における対応といった内容です。

国家試験の難しさ

国家試験の合格率はそれぞれの試験によって違います。
医師の国家試験や司法試験は最難関といわれています。

最近、歯科医師国家試験の合格率が6~7割台と落ち込んで、
狭き門になりつつあることがニュースになっていました。
背景には、過剰となっている歯科医師数を抑制しようという国の思惑があるそうです。

今年の3月に発表された第110回歯科医師国家試験の結果では、合格率は65.0%だったそうですが、
同じ時に発表された医師国家試験の合格率は88.7%だったそうです。

1960年代半ば、日本は国民の3割がむし歯を抱えながら、
歯科医師数は、人口10万人あたり35人程度しかいなかったそうです。

歯科医師数を50人にするという目標を定め、
歯学部・歯科大学の新設が計画されたそうです。
その計画がうまく行って順調に歯科医師の数は伸びたのですが、
現在それが過剰となっているのです。

ただ、入学定員を抑制することができず、
国家試験で絞っていくようになっているそうなのです。

これから入学定員も削減されていくことになるでしょうが、
ひとまずは国家試験で、人数を減らしているのです。

今回の歯科医師の数にしても、現在問題になっている獣医師に関しても、
国家資格を必要とするような職業の人を育てるには時間がかかります。

今足りないからといって対策をしても、
育つ頃には対策が必要ないこともあるのです。

大学をつくるのにも何年もかかり、
その上で入学し国家試験を受け、実際に仕事につくにも時間がかかるのです。
長期の計画が大切なのですね。

獣医師国家試験の合格率

今回は、最近加計学園のことで注目されている国家試験、獣医師国家試験について調べてみました。

実は、獣医学部があるのは北大しか知らなかった私ですが、
国家試験の合格者ランキングを見ると、
1位は東京農工大で、国家試験合格率はなんと100%です。

これは東京農工大がすごいというわけではなく、
2位鳥取大も96.7%、16位の北海道大も82.9%です。

16位は北海道大学ですが、実は現在獣医師養成系の学部・学科があるのは全国16大学だということで、これが全てなのです。

この16の大学全てを合わせた1学年当たりの定員が930人で、
6年間の教育を受けて国家試験を受けるそうですが、
国家試験を受けるのは毎年約1300人で合格者は約1000人とのことです。

定員の多い大学でも1学年120人ということですが、
今回問題になっている加計学園の定員は160人ということで、
それを聞いて自分のところも定員を増やしたいという大学は多いそうです。

160人も増えて、獣医師の質は担保できるのかということも今問題になっています。

現在、既存の獣医学部のある大学でも学生集めに必死で、
160人もの定員で、質が落ちるのは否めないのではという意見が多いそうです。

大学を卒業しただけで獣医師になれるわけではもちろんありません。

そのために国家試験も用意されているのです。

ただ、合格率を見るとちょっと不安にもなります。

合格率では「獣医師を目指す学生は、みんなそんなに優秀なの?」ということにもなりますが、
6年間獣医学部で学び卒業すれば全員受験資格が得られるということを考えれば、少し不安もよぎるのです。

刑務所で美容師国家試験?

剛力彩芽さん主演の「女囚セブン」が話題になっていますが、
その女囚の一人が、刑務所の中で国家試験を受けるというシーンがありました。

実は刑務所の中でも様々な国家試験を受けることができるそうですが、
「女囚セブン」では、美容師の国家試験を受けるというものでした。

テレビの中では、実技試験にチャレンジしていたわけですが、
刑務所内で美容師の国家試験を受けることは可能なのでしょうか。

結論からすると、国家試験を受けることについては可能だとのことです。

ただ、美容師の国家試験を受けるには、受験資格が必要です。

受験資格は、平成10年4月1日以降の入学なら、理容師・美容師養成施設で、昼間課程2年以上・夜間課程2年以上・通信課程3年以上のいずれかの課程を修了した人、
平成10年3月31日以前の入学なら、理容師・美容師養成施設で、昼間課程1年以上・夜間課程1年4か月以上・通信課程2年以上のいずれかの課程を修了した後、実地習練を経た人となっていますから、実際に、刑務所内で美容師の専門学校に通うことは難しいので、
刑務所内だけで美容師の資格を取ることは難しいでしょう。

ただ、すでに受験資格を持っており、その後に刑務所に入ったとなれば、受験可能です。
例えば、「実技試験及び筆記試験」の両方を受験して、
筆記試験のみに合格した人は、筆記試験は免除されます。

刑務所内で実技だけ受験することができるということなのです。

次の試験は美容師試験は8月1日ということですが、刑務所内の日程に関してはどのようになるのでしょうか。

医師国家試験の状況

河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は、先月、「医師・歯科医師国家試験の合格状況」を掲載しました。

3月に合格発表が行われた第111回医師国家試験と第110回歯科医師国家試験について、受験者数や合格率、大学別合格者状況などをまとめ、解説しています。

医師国家試験と言えば、来年から出題数が減少するそうですね。
現在の500問から400問になるそうです。
試験日程も3日間から2日間に短縮されるとの事です。

厚生労働省によれば、全ての医学部生が5年~6年時の臨床実習前に受ける共用試験と重複がある「医学総論」と「医学各論」の出題を減らすとの事です。

今年2月に実施された第111回医師国家試験は9,618人が受験、8,533人が合格したそうです。

合格率は前年実施の第110回より2.8ポイント減の88.7%で、過去10年で最低となったとの事ですが、問題数が減り、来年はどう変わるのでしょうか。

男女別では、受験者と合格者の約3割を占める女性の合格率が90.5%と、前年同様に男性の87.8%を上回ったそうです。
女性医師は増えているような気がしますね。

大学別の合格率でもっとも高かったのは、自治医科大学100.0%、ついで筑波大学98.2%、名古屋市立大学97.3%、横浜市立大学96.6%、東京医科歯科大学96.3%、順天堂大学96.0%です。

1月に実施された第110回歯科医師国家試験は3,049人が受験、1,983人が合格したとの事で、合格率は前年実施の第109回より1.4ポイント増の65.0%、大学別の合格率は、東京医科歯科大学の94.1%がもっとも高く、ついで東京歯科大学91.1%、北海道大学86.0%、大阪大学84.4%だったという事です。

医療系国家資格人気は?

先月は、医療系の国家試験の合格発表がありましたね。

厚生労働省のホームページを見ると、
医師国家試験、医師国家試験予備試験、歯科医師国家試験、歯科医師国家試験予備試験、保健師国家試験、助産師国家試験、看護師国家試験、診療放射線技師国家試験、臨床検査技師国家試験、理学療法士国家試験、作業療法士国家試験、機能訓練士国家試験、視能訓練士国家試験、義肢装具士国家試験、歯科衛生士国家試験、歯科技工士国家試験、救急救命士国家試験、あん摩マッサージ指圧師国家試験、はり師国家試験、きゅう師国家試験、柔道整復師国家試験、言語聴覚士国家試験、薬剤師国家試験など、
多くの国家試験の合格発表が載せられていました。

今回この中でニュースとして話題になっていたのが、看護師国家試験です。

モデルでタレントの徳澤直子さんが国家試験に合格した事がネットのニュースになっていました。

国家試験を受験したのは看護師になるためではなく、大学院に進学して助産学を学ぶためという事です。

助産師になるための国家試験もまた大変だという事ですが、
すごいですね。

医療系の国家試験はやはり命を預かるという事でどれも難関です。

あたりまえですよね。

しかも、女性でも男性と同じように収入が得られる仕事という点でも医療系の資格は人気です。

看護師以上に今女性に人気なのが薬剤師の資格だという事です。

第102回薬剤師国家試験は出願者数14701人、受験者数13243人、合格者数9479人で、
合格率を見ると男性が67.89%、女性が74.14%という事です。

看護師国家試験の難易度

先月、看護師の国家試験がありましたが、
ネット上では、批判が相次いでいました。

Twitterでは、「くたばれ厚労省」「文句と涙しか出てこない」といったつぶやきが見られたそうです。

読解力を問う問題が急増し、厚生労働省は「問題を難しくしたわけではない」と言っているそうですが、来年度の改革に向けた予行演習ではないかとの声もあがっているそうです。

国家試験対策と言えば、過去問対策と言われていますが、
今回の看護師の国家試験は、例年と出題傾向が違い、難易度はかなり高かったと言われています。

今回の出題では過去問をたくさん解いていても無駄だったという人もいるほどです。

ニュースによれば、マイナーな疾患や食品衛生法などの法律の知識が求められ、
長文問題が増えたという事です。

看護師不足と言われる中、国家試験の難易度が上がっているのは何のためなのでしょうか。

看護師の国家試験対策を行っている東京アカデミー東京校の執行部長は、
「受験生の立場に立てば難しくなったと言えると思う」という事を、
J-CASTのニュース取材に対し話したという事です。

最近の受験生は国語力がなく、長文を勝手に解釈してしまう傾向にあるそうです。

過去問の丸暗記をするのではなく、教科書をしっかりと呼んで知識を広げると言った勉強が必要だという事です。

看護師に読解力が必要なのか・・・
患者さんに対応するために必要なのかもしれませんね。

実は昨年2月に出された厚労省の医道審議会保健師助産師看護師分科会の報告書に、
平成30年の試験から「思考や判断のプロセスを問うような問題を積極的に出題する事が望ましいと書かれていた事が、影響したのではないかと言われています。

介護福祉士試験 申込者激減!

先月、介護福祉士の国家試験の申し込みが前回の半分以下に激減した事がニュースになっていました。

少子高齢化という事で、国家試験の中でも介護系の国家試験がニュースになる事が多いですね。

国家試験ではありませんが、国家資格である保育士の試験を受ける人は多いのに、
介護系は一時に比べずいぶん人気がなくなっていると言います。

介護福祉士も保育士もどちらも給料が安くきつい仕事として例に挙げられるのですが、
どうしてこういった違いが出てくるのでしょう。

もちろん、職業として選ぶ人は、保育士も少ないと言われていますが、
国家試験を受ける人が減るというのはなぜでしょうか。

しかも半減です。

社会福祉振興・試験センターによれば、
今年度の試験を受験するための申し込みをした人は7万9113人で、
昨年度の16万919人、一昨年度の16万2433人の5割を下回る急激な落ち込みとなったという事です。

その要因は、受験資格ではないかという事です。

「実務経験ルート」の要件に、最大で450時間の「実務者研修」の修了が新たに加えられた事が最大の要因だと言われているそうです。

これまでは、介護職員として仕事を3年続ければ試験に挑戦できたのに、
今年からは実務者研修が必須とされたわけです。

資格のない人の場合は450時間、ヘルパー2級を持っている人なら95時間の研修を受けなければならなくなったのです。

専門職としての資質・地位向上やサービスの質の底上げが目的ですが、
なり手がなければ、意味がありませんよね。

情報セキュリティマネジメント試験

先月、「IT国家試験」に高校2年生が合格した事がニュースになっていました。

愛媛県の県立土居高校・普通科ビジネスコース2年の渡辺龍正さん17歳が、
サイバー攻撃への対処法などを問う国家試験「情報セキュリティマネジメント試験」に合格したそうです。
この国家試験は今年度から実施された試験で、渡辺さんは将来はIT関係の企業で情報を保護する仕事をしたいという事です。

情報セキュリティマネジメント試験は情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験という事で、
業務で個人情報を取り扱う人、業務部門・管理部門で情報管理を担当する人、外部委託先に対する情報セキュリティ評価・確認を行う人、情報セキュリティ管理の知識・スキルを身につけたい人、iパス(ITパスポート試験)合格からさらにステップアップしたい人などが受験する国家試験です。

セキュリティに関わる事、法務、コンピュータシステム、データベース、ネットワーク、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム戦略など様々な事を学ぶ必要があります。

試験に関しては、内部不正の防止や、クラウドサービスの安全な利用など、身近な事例を基にした実戦的問題が出題されたという事です。

2020年からは、小学校の授業でプログラミングを学ぶようになるという話も聞きますし、
IT関係の国家試験は今注目されています。

また、こういった国家試験にどんどん若い人がチャレンジしていくのでしょう。

通訳案内士

12月になりましたね。

先月末に、東京オリンピック・パラリンピックの施設整備の見直し問題で、
国際オリンピック委員会(IOC)、国、東京都、大会組織委員会の4者による協議が行われ、被災地での競技開催は見送りとなったそうです。

東京オリンピックといえば様々な問題がありますが、
その一つが、通訳などの問題です。

そこで、今回は「通訳案内士」の国家試験についてお話したいと思います。

「通訳案内士」というのは報酬を受けて外国人に」付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をする業を営むための国家資格で、国家試験に合格し、都道府県知事の登録を受ける必要があります。

観光庁の発表によれば2016年4月1日の登録者数は20747人ですが、
まだまだ人数が足りないことなどの問題をかかえています。

実際にガイド活動している人は、国家試験に合格した人の1割とも言われているのです。

そこで、国家試験廃止も含め、試験の内容の見直しが現在検討されているそうです。

また法律を見直し、有償の通訳ガイドは、国家試験に合格した人に限定する事なども考えられているそうです。

通訳案内士試験の外国語の種類は、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語となっており、
試験は年齢、性別、学歴、国籍などに関係なく可能です。
2015年度通訳案内士試験には2015人が合格したそうです。

2016年度の試験は、筆記試験が8月21日(日)、口述試験が12月4日(日)に実施され、
来年2月3日(金)に合格発表の予定です。